はじめに

こんにちは!散歩人しょーんです。

 

先日東京で開催された「Japan times Satoyama 推進コンソーシアム」に出席いたしました。

そこで、新潟県佐渡島にある「学校蔵 | 尾畑酒造 株式会社」の尾畑留美子さんから、歴史のある酒造の地方創生事例のお話しをうかがいました。

とても印象に残るお話しだったため、みなさんにもご紹介させていただきます。

学校蔵  尾畑酒造 株式会社とは

●佐渡の5代続く酒造

・日本で一番夕日がきれいな小学校が廃校した。その敷地を酒蔵として譲り受けることで、“学校蔵”が誕生した。

学校蔵 尾畑酒造 株式会社の主な活動

●地元とのコラボレーション

└佐渡の地方産のゆずとコラボレーション。ゆず酒を作る。地域おこし協力隊の女性と協力。

 

●酒造りにテクノロジーを導入

└NTT東日本のロボコネクト「モロミ君」。

└学校蔵では、NTT東日本と試験的にもろみセンサー、麴室センサーを導入しており、各品温などの管理に使用している。

学校蔵  尾畑酒造 株式会社のHPより)

●環境エネルギーを利用

└エネルギーはソーラー発電を利用。電気は100%自給自足。

 

●交流事業

└毎年、芝浦工業大学の蟹沢ゼミ生が“学校蔵”を訪れて、モノづくり合宿をおこなっている。

 

●酒造り体験

└1週間以上滞在できることを条件に、酒作りを体験の生徒を受けている。

└今年度は11人中8人が海外からの参加。

→世界と佐渡をつなぐ酒造り。

 

●学校蔵の特別授業

└毎年6月に特別授業を開催。子どもたちや大人たちも交えて毎年盛況!

1限~3限まで。”里山資本主義の”藻谷氏や東大教授が講義。

今年の講義テーマは、“佐渡が考える、人が減ってもできる(増える)こと”

◆教育にも携わる意味

・教育が子どもたちを変える。子どもたちが元気になれば地域の担い手になっていく。

・地域の担い手が起これば、田んぼが元気になり、美味しいお酒を造れる。

→教育が地域を回していく。

学校蔵 尾畑酒造 株式会社の尾畑留美子さんの今後の提言

・地方から事業体がなくなるということは、その土地の文化がなくなるということ。

・地方では高齢化、若者の都市移住により、店舗・企業の廃業や空き家がどんどん生まれていっている。

・地方の中小企業・店舗・空き家と、継ぎたい人のお見合い(マッチング)の仕組みがあるとうれしい。

“「辞めたい」、「継ぎたい」のマッチングアプリ”

(編集後記:あとで調べたらこのようなアプリがあるようです→「圧倒的成約実績で中小企業の事業承継を支援!オンライン事業承継マッチングサービス「バトンズ」累計成約件数200件突破」)

おわりに

いかがでしたでしょうか。

 

地方の酒造でも、ここまでさまざまな活動に関われるということを知り、とても励ましになりました。

特に大学生のゼミとの継続的な交流、酒造りと外国人との交流、学校だった立地を生かして未来を考える特別授業が印象的でした。

 

冒頭にお話しされた小林史明 衆議院議員の言葉を借りれば、

メディアの役割とは以下の二つがあるとのことでした。

・光を当てる役割 (隠れているがすごいものがある)

・ストーリーを紡ぐ役割 (当事者は必ずしもストーリーを語るのが上手くないため)

 

このような地方に隠れた素敵な事業をお互いに知ることができ、ともに励まし合え、称賛し合い、いいところは真似し合えば、

日本の地方は変わるのではないかと思っています。

 

”これからの地方創生は、「課題解決」という言葉は相応しくない。

これからは「地方からビジョンを伝える」、という言葉を使っていきたい(小林史明 衆議院議員)”

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

今日1日もみなさんがすてきな1日を過ごせますように。

 

散歩人しょーんでした。